新技術説明会は、科学技術振興機構(JST)が主催となり、大学、高等専門学校、国立研究開発法人の特許を実用化させることを目的として、新技術や産学連携に興味のある企業関係者に向けて、発明者自らが直接プレゼンテーションをする説明会です。
2024年11月19日(火)に開催される「ライフサイエンス~医療系大学~ 新技術説明会」では、日本医科大学 分子解析研究室 塩澤裕介 助教 が、『二重特異性抗体を用いた標的組織へのピンポイント遺伝子導入法』の発明について発表を行います。
WEBで視聴可能ですので、興味をお持ちの方は是非、JSTホームページから参加申し込みをお願いします。
ライフサイエンス~医療系大学~ 新技術説明会【オンライン開催】
日時:2024年11月19日(火) 10:00~15:25
会場:オンライン開催
参加費:無料
主催:科学技術振興機構、日本医科大学、滋賀医科大学、福岡大学、金沢医科大学、産業医科大学、東京科学大学(東京医科歯科大学)、関西医科大学、福島県立医科大学、久留米大学
URL :https://shingi.jst.go.jp/list/list_2024/2024_igakubu.html#20241119X-001
説明会のお申込みはこちら⇒https://jst-shingi.smktg.jp/public/seminar/view/10363
(発表内容)
発表時間:10:00~10:25
発表題目:二重特異性抗体を用いた標的組織へのピンポイント遺伝子導入法
新技術の概要:本発明は、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いる際に、標的抗原に対する抗体と抗AAVカプシド抗体をつなげた分子(二重特異性抗体)をターゲティング分子とすることで特異的遺伝子導入を実現する技術である。
これにより非標的組織での有害事象を回避できるとともに、本来はAAVの指向性が低い細胞種への遺伝子導入も可能になる。